アーバンホール友引浪曲寄席第19回を3月4日（水）に玉島ホールと堀南ホールで開催いたしました。

2年ぶりとなります、京山幸枝司師匠となんと5年ぶり春野冨美代さんのお二人でした。

春野冨美代さんは好色五人女で有名な「樽屋おせん」と「梅川忠兵衛」を ご披露頂きました。女性の伸びやかな節回しはいずれの演目もほれぼれする限りでした。流れるようでいて、その節々で心に届く演 目。河内音頭の太鼓奏者として長年舞台を踏まれていた経験も浪曲に大いに活かされているのではないかと感じました。
 
「米屋剣法」と言えば京山幸枝若の十八番でもあり、大変楽しみにしてお りました。二代目京山幸枝若師匠の「米屋剣法」に接し、流石は二代目と大いに感激しました。浪曲とはそういうものではあります が、これからいよいよどうなるかという所で「お時間となりました」と次回に続くのが何とも言えず、癖になるものであります。午後 の「ドド平丸亀住み」も初めて拝聴する演目でついつい身を乗り出して聞き入ってしまいました。当代きっての人気浪曲師と評される 二代目京山幸枝若師匠の演目が生で聞けるのはアーバンホール浪曲寄席だけであります。
また、来岡を楽しみに、大盛況の内に終了させて頂きました。
 
会場の都合でお断りしなければならなかった皆様、誠に申し訳ありません。ま たの機会に是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。アーバンホールはこれからも「皆様に愛されるホール」をめざしてス タッフ一同精進してまいります。今後ともよろしくお願い致します。